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斜内山道(北見カムイ岬)​

 

 

斜内山道(北見カムイ岬)は北海道を貫く日高帯が海に没するところ。幕末の頃から通行の難所と言われていたと郷土史にあり、その面影は今も色濃く残っているように思える。アイヌ語でカムイと呼ばれるはずだと、岬へ近づけば近づくほど実感する。灯台の下は興浜北線跡で昭和の後半まで汽車が通っていたが、残念ながら灯台の下を走る汽車の姿をうっすらとしか思い出せない。いつもは自動車で通り過ぎてしまうため、今回初めて立ち止まって岬を見上げた。いつも見ているようで実は見ていなかったのだと思った。
浜頓別(当時は頓別村)は枝幸村(現:枝幸町)から分村して独立してから100年を今年迎えた。100年目を狙った訳ではないが、自然と過去を見るタイミングを迎えたので、このまま浜頓別を見て行こうと思う。

Sptember 10, 2016

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