
アヤメの群生
June 26, 2018 The east part of Hokkaido 厚岸町にある原生花園あやめヶ原へ行った。あたり一面に咲くあやめを見てみたかった。行った日は少し時期が早かったようで蕾が多かった。それでもこれだけのあやめが咲いているのを初めて見た。 故郷の浜頓別町で「オントキタイ 」という地名が使われていた頃、オントキタイ には「茫然と息を呑む、ハマナスの大群落」があったという。かつてのオントキタイ を知る人の文を見かけてから、「茫然と息を呑む、ハマナスの大群落」がいつも頭の片隅にある。 今、オントキタイ に行っても「茫然と息を呑む、ハマナスの大群落」は見られない。 見られない故に、それに類似する風景を探してしまう。 その風景に出会った時、どんな気持ちになるのだろうか。 あやめの群生の様子にカメラを向けていたら、一頭の馬がこちらに向かって歩いてきた。

夏至の頃
June 16, 2018 19h03m Lake Kucharo, Hamatonbetsu, Hokkaido, Japan 夏至の頃、もういい時間(夕方)なのに外はまだまだ明るい。晴れた日は太陽が沈んで空が暗くなって行く時間をゆっくりと過ごしたくなる。それは寒い冬の、冬至の頃の午後4時半で暗くなる季節を知っているから、なおのこと午後7時でも明るい空の時間がいい。夏至の時期にお祭りやイベントを楽しむというのは自然なことだと思える。今年は21日が夏至だった。 夏至の頃、浜頓別町で時間を過ごしたことが高校生以来思い当たらず、今回、この時期にクッチャロ湖で写真を撮りながらのんびりできたのが良かった。それに場所がキャンプ場というのもあって、あちらこちらで夕陽の時間をのんびり過ごしている中だったので、なおのことのんびりと楽しめたような気がする。この時期はまだまだ寒いが、キャンプ場を利用する人は程よくまばらで、防寒さえしっかりしていれば本当にいい時間となる。また虫も少ない。 夏至を境にまた昼の長さは短くなって行く。そう思うと少し寂しいが、これから暑い夏

美しいと思える場所、風景
June 16, 2018
"Beniya-Genseikaen (Beniya abiogenesis flower garden)", the north part of Hokkaido, Japan
ベニヤ原生花園、浜頓別町 きれいな風景写真とはどんな写真をいうのだろうか。 お花がたくさんきれいに写っている写真や、夕陽が写っている写真を撮らなければ綺麗な写真でないというなら風景写真は撮らない。 自分が印象に残った、心に焼き付いて離れない風景、光景、目が離せない景色をいつでも見られるように残したいから、撮れるから写真はいい。 そういう意味では最近は動画もいいなと思う。 風景写真をどう撮ったらいいかわからないと聞かれた。 私も最初は全然わからなかった。 それでもどうにか撮りたくて撮っていくうちに 写真の深みにすっかりはまってしまった。 風景写真を撮るには、まずはその風景がいかに好きか、気になるか、だろうか。

クッチャロ湖
June 16, 2018 Lake Kucharo, Hamatonbetsu, Hokkaido クッチャロ湖の夕日が魅力的だとは住んでいた頃は気がつかなかった。 考えてみたら夕日の時間は夕飯の時間で、家でくつろぐ時間だ。 だから意識しないとクッチャロ湖の夕日を見に行くことはないかも。 クッチャロ湖が見せる夕日の時間を楽しみたいから、写真を撮りたいから、ゆっくりとした時間を感じたいから。 理由がなければ、この綺麗な景色に気がつくことはない。 クッチャロ湖のキャンプ場ではみなそれぞれこの夕日の時間を楽しんでいる。 三脚を設置して写真を撮る人、ぼーっと見る人、夕飯を作りながら見る人。 ここの時間は特別な何かを来た人に提供していると思う。 だから、ここで夕日に出会った人は、何度でも足を運んでしまうのではないだろうか。

Mt. Rishiri
June 16, 2018 Mt. Rishiri
You can see this landscape from “Wakasakanai” part of north Hokkaido, Japan. オホーツク海側にある浜頓別町から日本海側の豊富町へ。 なかなか行くことがなくて、サロベツ原野も今回初めてだった。 利尻富士はなんとなく見かけることもあったが、こんなに利尻富士がはっきりと綺麗に見えたのは初めてだった。稚咲内(わかさかない)というところから眺める利尻富士は最高だった。ちょうど時期もあってエゾカンゾウも咲いていた。 不慣れな場所を案内していただいた。とても感謝な時間だった。

Jupiter
June 6, 2018 夕暮れから真夜中にかけて木星が見頃。 ここ数日雲ひとつないと言っていいほどの晴れが続いたので、久しぶりに天体望遠鏡を組み立てて木星を見た。 縞がバッチリ見えた。だけどシーイングは思いのほかよくなかったと思う。 それでも肉眼で見るには問題なくて、時間を忘れてしばらく楽しんだ。

A starry sky
July 8, 2014 From near the top of Mt. Yotei, Hokkaido. 北海道大学の北大祭に出かけた。すると「星座展」というポスターを見かけた。会期中なので会場に行って見ると会場の建物が開いていなかった。後で知ったが土日は休館だった。 私が会場に行った時にかなりの人数の人がその会館の前から折り返し帰って来たので、みんな興味があるんだな〜と思っていたところ、ダイレクトに 「星座展、見たかったな〜」 と女性の声が聞こえた。 星座というか、星空や星を見るということは本当に人気があると思う。 いつか札幌市の中島公園の天文台へ火星を見に行った時もそれは大盛況。 私も星はやっぱりいいなと思う。 星座展はどんな展覧会かはわからずじまいだが、多くの人に楽しんでもらえればいいねぇと思う。

The red moon in the morning
June 2, 2018 Sapporo 朝起きて空を見たら、丁度太陽が昇ってくるところで、東の空にある雲は赤く色づいていた。 月を見ると月も赤色で 「月が朝陽で赤く見えていて珍しい」 と思ってあわててカメラを出して撮るが、撮っている最中に 「月が朝陽で赤く見えるとかないし」 と途中で気がつく。 すごい寝ぼけだ。 月が赤く見えたのは大気中の微粒子によるところでしょうか。