
近づけない海
August 11, 2018 "Beniya-Genseikaen (Beniya abiogenesis flower garden)", the north part of Hokkaido, Japan ベニヤ原生花園、浜頓別町 曇天で風が強い日の海。波が荒々しいのと、海から吹いてくる強い風に恐怖に近いものを感じる。 砂浜に生えている草のラインから海側にはとても足を踏み入れる気になれない。逆に、草の生えているところにいる限り大丈夫という、自分勝手な境界線をその場にとどまることができる理由にする。 それでもこんな日の海の色が好きだったりする。 実は海を見てぼんやりと時間を過ごしたかったけれど、とてもそんな雰囲気な海ではなかった。 そろそろ秋鮭の釣りの季節になるから、次回来る頃は、この砂浜に等間隔に釣竿と人間がいて、やはりぼんやりと時間を過ごすのはできなさそうで。 その代わり人で賑わう分、いつも一人では行きにくいところも行きやすくなるなと、期待もしている。

木の存在
August 11, 2018 "Beniya-Genseikaen (Beniya abiogenesis flower garden)", the north part of Hokkaido, Japan ベニヤ原生花園、浜頓別町 原風景とか、いつもの景色とか場所とかあるのと同じように、「いつもの木」がある。 木の存在は、自分の心の中の何かとして欠かせない存在で、実際「いつもの木」が倒れたりしてなくなっていたらとても寂しい気持ちになる。 この写真の木は数年前まではもっとボリュームがあったが、去年の秋か雪の季節に半分が倒れて今の形になった。葉っぱも枝の全部についていない。 木はいつもあるようで、時間とともに変わっていくことを実感させられる。 私はまた撮りに(会いに)行く。

小雨の中
August 11, 2018 クッチャロ湖、浜頓別町 Lake Kutcharo, Hamatonbetsu, Hokkaido, Japan ゆっくりと、ぼーっと湖を見て過ごしたかったけれど、なかなかそうはいかず。 写真の雰囲気とはまるで別で、パシャっと撮ってすぐに移動…。 自分が存在する場所と、写真を撮った世界がまるで別に思える。

その先に
July 14, 2018 "Beniya-Genseikaen (Beniya abiogenesis flower garden)", the north part of Hokkaido, Japanベニヤ原生花園、浜頓別町 この日は天気もよく、体力のコンディションも良かったのでオントキタイ の松林へ行こうと行ってみると「この先通行禁止」になっていた。確かにめったにここを散策する人はいないだろうし、クマが出ても不思議でない。前回来た時は雪解けまもなかったから、緑溢れる時期の松林の道を見て見たかったのだが、おとなしく引き返してきた。 「オントキタイ 」の天然林。近くて遠い。