旧永山武四郎邸に写真を見に行ったら永山武四郎でいっぱいになった






旧永山武四郎邸の2階で展示されているモノクロのポートレートの写真展を見に出かけた。モノクロの写真も良かったけれど、写真講座の様子の写真も楽しそうで良かった。

さて、1階のナガヤマレストでカレーを食べて帰ろうと思ったがちょっとお店の開店には早く、建物内を見て待つか、と思って奥に入って行ったら、ガイドの方が現れた。ここは初めてですか?いえ、2回目くらいです、ガイドから話を聞いたことは、いえ、ないです...。

ガイドの方は説明をしてくれた。ここは旧永山武四郎邸、建物、建築の様式の話をしてくれて、ほー、なるほどーと説明を聞かせてもらっていたが、説明は建物の説明だけではなく、時代背景の説明に及んだ。ガイドの人は途中で言い淀むとか、なんだったかなとか止まることなく、明治中期から昭和初期にいたるまでの永山武四郎を中心とした時代背景を語り出した。なぜその話になったか。旧永山邸を説明するには、永山武四郎がどんな人物だったかもあわせて説明しないと、この建物の魅力は伝えられないからだろう。とても面白くて聴き入ってしまった。話を面白く聞けたのは、去年の夏に舩山薫著「石狩平野」を読んでいたこと、最初のほうしか読めてないが渡辺浩平著「第7師団と戦争の時代」をちらっと見ていたからだった。読んでいなかったら残念ながらガイドさんが話してくれる内容が響かなかっただろう。心の底から本を読んでいて良かったと思った。ガイドさんのお話のおかげで、本で読んで知ったことが立体的に展開されていく、そんな感じで面白くて30分くらい話を聞いていた。


北海道に屯田兵が開拓で入った頃から昭和初期までの時代にご興味のある方は、旧永山邸で永山武四郎氏のお話いかがでしょうか。

あまりにも話が詳しいのでどんな本を読まれたのが思わず聞いたら、wikiとかっておっしゃっていたが、そうとは思えないガイドでした。


さて、カレーも食べて帰ろうとレストランを出たら、旧永山邸は高校生くらいの女子でいっぱいになっていて、これもびっくりした。なんか熱心な雰囲気だ。なんだろう、アニメに関係しているのだろうか。彼女たちは私の知らないフィルターを通して旧永山邸を楽しんでいるようだった。

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