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濃い霧の日

  • 執筆者の写真: Kiyomi Okita
    Kiyomi Okita
  • 2017年9月8日
  • 読了時間: 1分

August 25, 2017

朝から濃い霧で、岬に行っても何も見れないんじゃないかと思ったが、ガイドブックの「かなりの確率で鹿に会える」が気になり行ってみた。

風もない、原生林のような林の中の道を進んでいくと、湿った空気にのって潮の香りがしてきた。霧で見えないが海が近いことがわかった。

林を抜けると辺りは開けていて、黒と青の羽の綺麗な蝶が辺りをひらひらと飛んでいる。 不思議な世界に迷い込んだかのようだった。

濃い霧の中で、鹿のシルエットを見つけた。数頭いて、こちらを見つけてすぐに逃げるのかと思ったら、こちらを気にしつつも逃げなかった。エゾシカにこんなに近寄ったことがなくて、こちらが緊張してしまった。

帰り、濃い霧の中、来た道を戻った。

 
 
 
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