Kiyomi Okita​ Photography

Landscape I

故郷を撮り始めた頃の写真。懐かしいからというよりも、この場所はなんなのか?という漠然と抱いた問いかけだった。

「何も無い」のに「何かがある」ように感じてしまう場所。

​「何も無い」はおおよそ都会のように消費する場や物がないということ。「何かがある」にいたっては、あたり前に見ることが出来る近くの山や湖、海、岬の存在や、町や土地の歴史の存在が潜在的に空間を満たしていることだろうか。あるいは「無い」は逆に「生み出す可能性」もあるから、その可能性を感じてるかもしれない。

​まるで直感が頼りのような撮影行為だが、この場所に関する郷土史や論文が、一つの道しるべのようになっている。

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