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英語サボって鯵ヶ沢へおでかけ


1997年6月12日 青森県鯵ヶ沢辺り 撮影者:大学の時のサークルの先輩

上の写真は私が撮った写真ではなく、私が大学生の頃に所属していた天文サークルの先輩が撮ってくれた写真で、この日は天気が良かったので英語の授業を友達とサボって、サークルの先輩が運転するカロツーで鯵ヶ沢にふらっとドライブだった時の写真。

写ってるのは若かりし日の私。

先輩は2コ上で、女性で、ペンタックス(たぶん)のフィルムの一眼レフカメラを持っていて、外付けのストロボも持ってて、サークルの集まりや遊びに行くときは肩肘はることなくみんなのスナップ写真を撮っていた。もちろん他の先輩や友達や後輩が使い捨てカメラとかで撮ってくれた写真も同じくらいの量があるけれど、2コ上の先輩が一眼レフでスナップを撮る姿に、私が気になったいたのかもしれない。私の記憶は「2コ上の先輩にたくさんスナップ写真を撮ってもらった」になっている。私自身は学生の頃は一眼レフは遠い存在だったのでせいぜい使い捨てカメラで撮るくらい。それでも天文サークルだったので、サークルが所持している一眼レフでポジフィルムで星を撮ったり、星図を複写したりで先輩からカメラの使い方を教えてもらった。

先輩はなんで一眼レフでみんなを撮っていたのかなとふと思う。写真が好きだった、人を撮るのが好きだった、カメラが好きだった、心のどこかで記録を意識していたのだろうか。本当は別な何かを撮ろうとしていたのかなとか。いつか会える機会があったら聞いてみたい。でもその時のことは忘れたとか、撮りたかったからとか、なんともない返事が軽やかに返ってくるような気がする。

そんな先輩を見ていたのに、私自身は後輩のみんなを撮り足りなかったと思っている。使い捨てカメラでいいから、後輩をもっと誘って写真をいっぱい撮ったらよかったなぁと今も思う。

大学を卒業してから数年後に私は勤め先となった研究室の学生たちのスナップをたくさん撮った。何年も撮った。

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