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冬の北見神威岬



浜頓別ー豊牛(とようし)間の国道238号線が海岸沿いから風力発電の内陸側に切り替わったのを見つつ、その先の北見神威岬麓のパーキングまで行った。久しぶりの冬の北見神居岬を見た。写真を撮っていると「キツネだ」と弟の声。山から冬毛でもふもふのキタキツネが山から海へと向かう。その途中にもう1匹キタキツネがいることに気がついた。もうあたりはうす暗くて、距離もあってよく見えないが、いつも見かけるキツネと違って黒い。一瞬たぬきかと思ったが、シチュエーション的につがいのキタキツネだろう。しかし黒い。

肉眼でよく見えないけど、写真を撮っておけばあとでパソコンで拡大して見ればわかるだろうと、とりあえず撮る。

写真からこの黒いキツネは十字ギツネ、あるいはその血を引いているキツネのようだ。

こっちに向かってお座りして、立ち上がって、林の中に隠れるわけでもなくわざと見えるように歩いて行っては振り返る。

もう1匹のキタキツネから私たちの注意をそらしたかったようだが、いらない心配だ。「冬季間通行止め」がまるで結界のようで徒歩でもあまり行こうと思わない。それにキツネは昔からの言い伝えというか頭がいいから油断できない、というのが本音。

それにしても冬毛のキタキツネは本当にもふもふ。遠くから見る分には可愛くて良き。

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