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改めて写真を考える


6月の #ベニヤ原生花園 。この日は晴れて青い空に緑とエゾカンゾウが眩しいくらいに綺麗だった。

今月は札幌市内、市外と気になる展示があって、合間をぬってなんとか見にいけた。

写真展ではないが、資料として写真を提示していて、その写真をどう見せるかの工夫がさすがと思った。

個人的な写真をストレートに見せるのも勿論魅力的だが、薄い紙越しに見るというのは、個人的な写真が普遍的な像になったように見えて印象的だった。写真そのものにエフェクトをかけるのではなく、薄い紙を重ねるだけ。単純だがその効果に衝撃を覚えた。

写真で同じ内容でも、見せ方で想像の膨らみ方が断然違うし、コラージュについては、意味のある写真は、分解されて再構成されても何かしらの存在を発することを知った。もちろんコラージュの表現力なんだろうが。京都で見たkyotophotographie、BORDERの続きを見ているようだった。

写真は真実とは限らない。撮影者、表現者によって何ににでもなれるし、できる。

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