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昨日の皆既月食



昨日の皆既月食は、日中分厚い曇り空からの夕方は晴れだったので、月食を見るには最高!と思っていたところ、皆既月食が始まり、それからまもなくしてすっかり曇ってしまった。分厚い雲で皆既の最大の頃とかちらっとも見えず。曇ったまま皆既月食の終了時間を迎えた。それから時間がたって空を見上げると雲の向こうに、部分月食状態の月。雲がまるで惑星状星雲のように、あるいは星が誕生する周辺の様子のようだった。

天体ショーが見られる、見られないは天候による。

晴れて見える、曇って見えない、もうだめだと思ったら晴れた、疲れていて見上げる元気もイマイチなのに、今までないくらい晴れて、結局ずるずると機材をセットするとか。

どんな状態も、そのときのストーリー。

天体ショーの場合、次は300年後とかもう見れないというのもあるけれど、皆既月食は次は見れるかな?どんなふうに見えるかな?と思える、とても良い天体ショーだと思う(笑)。皆既日食と違って、広い地域で見られるからたくさんの人とショーを共有できる機会があるのもいい。

曇って見えない間は、名寄にある天文台のYoutube liveを見ていた。リアルタイムで見られるというのは、その時曇って見られないときに本当にいいなと思う。

カメラが新しくなると、月食の写真も随分と綺麗だ。暗部のノイズがまるで比べものにならない。

インターネットにデジタルカメラの進歩によって、天体ショー、天体写真は多くの人に身近なものになったな〜としみじみ思う。中学生の頃の私に教えてあげたい。

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