

フラワームーン
May 23, 2024 5月の満月はフラワームーンというらしい。月が朧げに登ってくるところを見たから、手持ちで撮影して、ちゃんと撮ろうかと三脚を用意している間に月は雲に隠れてしまった。 昨年の9月末、オホーツク海から登る十五夜の満月を撮影して、今日は街中の空に登るフラワー...


過去の視点は未来の自分へ そして未来へ
May 2, 2015 浜頓別町にあるベニヤ原生花園。意識して撮り始めてから14年くらいになる。最初はなぜこの風景を撮りたいのか、なぜ気になるのかわからないまま撮っていた。ただ撮らないと落ち着かないということだけは確かだった。...


街中の春
April 21, 2024 午前にさいとうギャラリーへ畑江俊明さんの個展(写真展)を見に行った。 これまでも展示は見てきたが、写真ではなくてデザイン的な作品、今年は畑江さんの幾何学的な線とカラーのカレンダーを使っているが、写真をまとめて見るのは初めてだった。...


季節はめぐる
April, 2024 あんなにあった雪も気がつけば溶けて無くなり、天気のいい日が続いた。水辺に咲いている水芭蕉を見て、また水芭蕉が見られる季節になったんだ、と思った。 毎日があっという間で、目まぐるしい人間の時間軸。 森の中に入ると、森の中の時間軸の生き物になる。...


3月、雪が緩んで溶けていく
May 23, 2019 3月。冬季は夜がずいぶんと長かったのに、春分の日が近づくにつれて、どんどん明るい時間帯が増えていく。朝は早く明るくなり、夕方は真っ暗でなくなった。それにあわせて気温もプラス気温になってくると、寒さで引き締まった雪は緩みを見せ、雪の質感にも春を感じて...


見た風景を振り返る
December 31, 2013 昔見に行った風景を見返している。写真は冬のベニヤ原生花園で見たオホーツク海。冬ならではの海の色。砂浜は白い雪で覆われ、自分以外の人はいない。ここに来るまでの道は冬季間除雪されないため、人は容易に来れないし、わざわざ来る人はいない。私がここ...


雪原と青い海
February 11, 2024 北海道の北に位置する浜頓別町はオホーツク海沿いにあって、冬になると流氷を見ることができる。ただ近年は温暖化のせいか、流氷で覆われた海を見ることが少ない。流氷は風向きの影響を強く受ける。東風が吹けば流氷は岸に寄るし、西風や南風が吹けばあっと...


厳冬ほど美しい
February 12, 2024 寒いと外に出かけたくない。でも、凍てつく寒さの日は厳しく美しい風景が見られるから、ついつい出かけてしまう。 これでもかと現実の寒さに広がる綺麗な景色は、まさにこの世だと思う。 何度で見たくなって、来てしまう。...


いつかの月夜
September 22, 2010 これまで個展で発表してきた作品は、私が今これを発表したいという作品になる。作品は私の成長、もしくは変化に合わせて出てくるから、前後することもない。2022年に発表した「オントキタイ」は撮影は2016年からだが、なかなかまとめられず発表を...


時間を刻み続けること、止まること
時間を刻み続けること、生きること。時間を刻むことを終えること。 時間が止まる。 時間が止まることを考えたことがなかった。 ある時を境に時間が止まる。 命の数だけの時間がこの世界にある。 始まる時間があって、終わる時間がある。...