
3月の雪
March 16, 2018 Lake Kuycharo, Hamatonbetsu, Hokkaido, Japan 例年、この時期は雪が溶けてきて春の気配を感じることができる。雪が溶けて道路が見えてきた道をゆっくりと歩きながら写真を撮るのを楽しみにしてきたが、今年の浜頓別は違った。前日に雪が30cm降ったことや気温が下がったこともあって、まるで真冬、2月のようだった。それに今年の冬は雪がたくさん降ったこともあって、いたるところに除雪によってできた雪の壁や山が視界を遮った。 ただ雪の多さにびっくりした。 それでも漁港から聞こえてくる毛ガニ漁に出る船のエンジン音を聞くと、春なんだなと実感できた。 今頃はだいぶ雪も溶けているだろうか。 下の写真は2015年の同じくらいの時期、場所の写真。 March 14, 2015 Lake Kuycharo, Hamatonbetsu, Hokkaido, Japan

当時の記憶を留める風景
September 16, 2017 Lake Kutcharo, Hamatonbetsu, Hokkaido, Japan その場所に行くといつもの風景がある。 ずっと当たり前のように長い間見てきたから、その風景の見られる場所に行くと 帰ってきたな、戻ってきたな、また会えたな という気持ちで心が満たされる。 それだけでいい。 故郷に限らず、見たいと思える風景は心の支えの一つ。 まるで変わりようのない風景でも、自然の力で、あるいは人の力で、以前の見慣れた風景を見つけることができないこともある。 そのときは心の中にある風景が、満たしてくれたらいいなと思う。 でも本当のところ、いつもの風景がいつまでも変わらずにずっと存在してくれたらどんなにいいだろうと思う。 わかっていても願わずにはいられない。

山と流氷、雪原
March 3, 2018 Mt. Shari March 3, 2018 Mt. Unabetsu March 4, 2018 Ikushina March 4, 2018 Shiretoko Mountains 春の兆しの斜里町、知床。 相変わらず斜里岳、海別岳は目を引く存在だった。 イクシナ原生花園の流氷は浜に打ち上げられていたものだけが残り、あとは沖へと去っていた。 知床半島の知床連山は真っ白な雪をまとって、とても見応えがあった。 斜里町を去るとき、姿が視界から消えるまで斜里岳を何度も振り返り見た。